【ベストセラー】必読書『金持ち父さん貧乏父さん』簡単解説

金持ち父さん貧乏父さん おすすめ本

世界中で2000万部突破の大ベストセラーとなった『金持ち父さん貧乏父さん』

この本では、お金持ちになるための方法が詳しく書かれています。

実際に『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで大きな富を獲得した人、

お金に対する根本的な考え方、仕事に対する考え方、

生き方が変わったという人も多いといわれています。

ここではお金の知識を身につけてお金持ちになりたいあなた向けて、

金持ち父さん貧乏父さん』を分かりやすく簡単に解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

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『金持ち父さん貧乏父さん』のあらすじ

この本は、著者のロバート・キヨサキ氏が異なる2人の父親から学んだことが書かれています。

タイトルの「金持ち父さん」とは、主人公である筆者の幼馴染マイクの父親です。

貧乏父さん」というのは、筆者ロバート氏の実の父親という設定です。

二人の父親は筆者ロバート氏に対し全く異なるアドバイスをしました。

金持ち父さん」はこのような言葉を言いました。

  • 金がないことこそが悪の根源だ。
  • どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?
  • 一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社を買うことができるから。
  • リスクを取ることを学べ
  • この家は負債だ。持ち家が自分にとって最大の投資だという人は大いに問題がある
  • お金は力だ
  • お金が私のために働いているのだ!

一方、ロバート氏の実の父親である「貧乏父さん」はこう言いました。

  • 金への執着は悪の根源だ。
  • それを買うためのお金はない
  • 一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社にはいれるから。
  • お金に関しては安全第一で
  • この家は私たちにとって最大の投資であり、最大の資産だ。
  • お金には興味ない、大切なのはお金じゃない
  • できるだけ多くのお金を稼ぐために働くように

 

全く違う考え方ですよね。

考え方が人生を大きく左右する。

思考がその人の人生をつくる。

筆者は9歳の時、2人の父親をみて、「金持ち父さん」から教えを学ぶことにしました。

『金持ち父さん貧乏父さん』は筆者が「金持ち父さん」から学んだ6つの教えが書かれています。

金持ち父さんの6つの教え

それではさっそく、「金持ち父さん」の6つの教えについて解説していきましょう。

1.お金持ちはお金のために働かない

中流以下の人間はお金のために働く

金持ちは自分のためにお金を働かせる

筆者は、学校はお金のために働く方法を学ぶところだといいます。

お金の知識がなければ、たとえいい大学を出て大企業に就職しても、

ラットレースに巻き込まれることになります。

ラットレースとは、

常に、誰かのために働かされることです。

自分が働けば働くほど誰かを儲けさせることになります。

誰かとは、会社のオーナーや銀行、クレジット会社、税金を徴収する政府などを指します。

ねずみがまわし車の中をぐるぐる駆け回る姿ににていることからラットレースと呼ばれているんですね。

ラットレースから抜け出すためには、

自分がビジネスオーナーや投資家になって

お金が自分のために働くシステムを構築する必要があるといいます。

2.お金の流れの読み方を学ぶ

お金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない

まず第一に資産と負債の違いを知ることが重要です。

そして資産を買わなければなりません。

資産とは、ビジネス、金融商品、不動産など収入を増やすものです。

負債とは、税金、持ち家、保険、教育費、車、クレジット支払いなど支出を増やすものです。

金持ちは資産を手に入れ、中流以下の人間は資産と思って負債を買ってしまうということです。

3.自分のビジネスを持つ

お金

仕事とビジネスの違いを知ることが重要です。

自分のビジネスを持つことは、本当の資産をもつことだといいます。

では、本当の資産とはいったいなんでしょうか??

それは、自分がその場にいなくても、収入を生み出せる仕組みです。

自分がその場で働かなければならないものを「仕事」と呼んでいます。

他にも以下のものが資産になります。

株、債券、収入を生む不動産、手形、借用証書、音楽、書籍などの著作権、特許権

その他、価値のあるもの、収入をうみ出すもの、市場価値のある物品など

4.会社を作って節税する

金持ちは会社を作って自分を守ります。

つまり、会社を作ると経費がつくため、税金コントロールができるようになります。

それは有利な節税対策につながります。

会社のために働く中流階級のお金の流れは

  1. 稼ぐ
  2. 税金を払う
  3. お金を使う

これに対し、

会社を持っているお金持ちは

  1. 稼ぐ
  2. お金を使う
  3. 税金を払う

このような流れになっています。

5.金持ちはお金を作り出す

筆者は頭がいい人よりも、度胸のある人が成功への道を先に行くといっています。

さらに、成功したいなら、お金に関する基礎知識ファイナンシャル・インテリジェンスが必要です。

ファイナンシャル・インテリジェンスとは

  1. 会計力
  2. 投資力
  3. 市場の理解力
  4. 法律力

この4つの総合的な知識のことを言います。

6.お金のためではなく学ぶために働く

学ぶことを目的に働く

スキルを身に着けるために、成功する手段として働く

成功のために必要とされる管理スキルは以下の3つです。

  1. キャッシュフローの管理
  2. システムの管理
  3. 人間の管理

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お金について学び、ファイナンシャル・リテラシーをつけたとしても、

だれもが必ず経済的に自立できるとは限りませんよね。

本書の後半では、お金持ちになるための重要な行動を3つの観点から紹介しています。

  1. 資産を生み出す妨げになる5つの障害
  2. スタートを切るための10のステップ
  3. 具体的な行動をとるためのヒント

を提示しています。

成功の妨げになる5つの習慣を乗り越える

5つの障害とは、以下のものです。

  1. 恐怖心
  2. 臆病風
  3. 怠け心
  4. 悪い習慣
  5. 傲慢さ

この中からいくつかピックアップしてご紹介します。

・お金を失うことに対しての恐怖心

お金持ちと中流以下の人間の損失に対する対処の仕方が違うという点。

敗北によってやる気を奮い立たせるものが勝者となり、打ち負かされるものが敗者となる。

失敗もチャンスに変えられるように努力できるか

これこそが勝利の最大の鍵だという。

勝つことは、負けを恐れないことを意味している。

これはフラン・ターケントンの言葉です。

そしてもう一つ、バランスよりも一点集中することが成功のカギだといっています。

お金持ちになりたいならば、焦点を絞る必要があると。

・悪い方にばかり考えて臆病になる

臆病な人間は決して勝者にはなれない

金持ち父さんはよくこのように言っていたそうです。

根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。

臆病な人間は批判し、勝利を収めるものは分析をする。

批判は人の目を見えなくする一方で、分析は人の目を開くという。

つまり、成功者は多くの人が見逃しているチャンスをつかむことができるのだ。

それこそが成功の秘訣だといいます。

スタートを切るための10のステップ

成功

筆者は、富を築くのをさまたげるハードルのうち最もむずかしいのは

自分自身に正直になり、人と違ったことをするのをためらわないことだといいます。

スタートを切るための10のステップは以下のものです。

  1. 強い目的意識を持つ―精神の力
  2. 毎日自分で道を選ぶ―選択する力
  3. 友人を慎重に選ぶ―協力の力
  4. 新しいやり方を次々と仕入れる―速習の力
  5. 自分に対する支払いをまず済ませる―自制の力
  6. ブローカーにたっぷり払う―忠告の力
  7. 元手は必ず取り返す―ただで何かを手に入れる力
  8. 贅沢品は資産に買わせる―焦点を絞ることの力
  9. ヒーローを持つ―神話の力
  10. 教えよ、さらば与えられん―与えることの力

具体的な行動を始めるためのヒント

起業

  • いまやっていることをやめる
  • 新しいアイデアを探す
  • 自分がやりたいと思っていることをすでにやり遂げた人を見つける
  • 講座をとる、読む、セミナーに参加する
  • オファーをたくさんする
  • ジョギング・ウォーキング・ドライブをする
  • 株や不動産をバーゲンで買う
  • 適切な場所でさがす
  • 買い手を見つけてから売りてをさがす
  • 大きく考える
  • 歴史から学ぶ
  • じっとしていないで行動する

おわりに

いかがでしたか。

今回は世界中でベストセラーにもなっている『金持ち父さん貧乏父さん』をご紹介しました。

この本を読むことで、どうやってお金持ちが生まれるのか、

金持ちと貧乏人のその違いを理解することができます。

そして、お金持ちになるための大原則や枠組みが示されています。

『金持ち父さん貧乏父さん』では、お金持ちになることを実現させるための具体的な方法を考えるきっかけを与えてくれます。

お金持ちになる方法は、時代の流れを読んで、私たち一人ひとりが考える必要があります。

『金持ち父さん貧乏父さん』はアメリカで書かれた本なので日本では通用しない部分もあります。

さらにお金について学びたい!という方は、

橘玲氏の『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』も読むと理解が深まるのでおすすめです。

また、お金の流れを学べるキャッシュフローゲームのアプリもあるので試してみるとよく理解できると思います。

最後に『金持ち父さん貧乏父さん』は多くのお金持ちになりたい人のバイブル本となっています。

あなたが本当にお金持ちになりたいのであれば、書籍をしっかり熟読することをおすすめします。

そして、すぐに決断と行動に踏み切りましょう。

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