【今さら聞けない!】ブレイズってなに?ケア方法は?黒人ハーフが解説します!

ビューティー&ヘアヘア

最近、スポーツ選手や芸能人でもブレイズする方が増えています。

オシャレでかっこいいので一度は経験してみたいと思う方もいるかもしれませんね!

この記事は、

  • ブレイズってなに?
  • ブレイズの歴史は?
  • ブレイズのケア方法が知りたい!
  • 黒人以外がブレイズにするのがよくないと言われる理由

について、

黒人ハーフのブレイズ経験者が解説していきます!

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この記事がおすすめな方

↓ ↓ ↓

・ブラックヘアに興味・関心がある
・ブレイズにしたいけどケアの方法が分からない
ブレイズケアのおすすめのグッツが知りたい!

ぜひ、ブレイズをきっかけに、ブラック文化への理解を深めていただけたら幸いです^^

ブレイズとは

ブレイズ

ブロックごとに1本1本独立して編み込んである三つ編み状のヘアスタイルです。

英語圏では編むという動作をBRAID(ブレイド)といいます。

編まれた髪の毛が複数あることで、編み込みヘアスタイルのことをBRAIDS(ブレイズ)といいます。

3500年から8000年以上前の古代エジプトではブレイズが人気だったといわれています。

ブレイズの歴史

黒人の人々にとってブレイズは単なるファッションではなく、

デリケートな髪の毛を熱や湿気などの外的要因から守る働きも兼ねています。

ブレイズヘアの歴史

ブレイズ

ブレイズの歴史は紀元前3500年にさかのぼるといわれています。

一説によれば、ナミビアのとヒンバ族と呼ばれる人々の間で始まったと信じられています。

15世紀の西アフリカではブレイズには髪型以上の役割があり、

民族や年齢、社会的地位、経済力、宗教などを表す重要なものであったといわれています。

ブレイズヘア

しかし、奴隷貿易がはじまると黒人たちのアイデンティティーである髪の毛は刈り上げられてしまいます。

髪の毛を刈り上げた目的は、黒人の人々のアイデンティティーを奪うことで、奴隷船の中で黒人同士が結束して奴隷制への反発運動や暴動など起こすことを阻止するためであったといわれています。

奴隷制時代、アメリカ大陸に連れてこられ、プレンテーションで働かされるようになった黒人たちは再び髪をブレイズにします。

人間として扱われることがなかった奴隷は家族ともバラバラにされることが多く、別れ際には髪の毛に種や米などをしのばせていたといわれています。

また、当時、ブレイズは自由を求めて脱出するのための地図を編んだり、秘密のメッセージとしての役割を果たしていたそうです。

黒人でない人のブレイズが問題になる理由

ブレイズ

実は、現在にいたるまで、アメリカではブラックヘアへの理解が薄く、髪の毛が見苦しい、髪の毛でなくウールだなど、長い間、髪の毛に対してネガティブなことを言われ続けてきました。

黒人の人々はありのままのヘアスタイルやブレイズスタイルだと

職場で受け入れてくれなかったり、学校に登校するのを拒否されてしまうなどの現状があります。

最近ではクラウン条約と言って黒人種の人々のヘアスタイルへの差別を禁止する条例もできました。

しかし、2022年現在のアメリカでは50州のうち7州しかクラウン条約は可決していません。

現在も43州でヘアスタイルや髪質によって差別することが法的に守られています。

※クラウン条約【CROWN ACT】(Creating Respectful and  Open World for Natural Hair)

アフリカンへア

このように、黒人の髪の毛は社会が一般的に示す美の基準からずれているがために、

黒人の人々はの髪の毛に対していい扱いを受けてこなかった過去があります。

そのような歴史背景から、黒人でない人のブレイズが問題といわれるのです。

ちなみに、黒人種でない人々が、そのような過去や歴史を知らず単なるおしゃれで表面的にマネをする状態を文化の盗用といいます。

文化の盗用

文化の盗用

化の盗用とは、他文化の知的財産を許可なしに使うことです。

知的財産とは、洋服、ダンス、音楽、言語、民族伝承、料理、宗教的象徴などを意味します。

特に、社会的少数派に対して行った場合論争になりやすいです。

黒人でない人々が、黒人ヘアスタイルにした場合も文化の盗用といわれることがあります。

なぜ、そのように言われるのかは上で解説したとおりです。

では、どうしたら文化の盗用とは言われずに、文化の尊重になるのでしょうか。

その方法は

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文化の尊重

文化の尊重

文化は共有し、交流されていくものです。

ですから、 異なる文化を取り入れるのが一概に悪いのではありません。

その文化を表面的にではなく、本質的にリスペクトする必要があります。

具体的に文化の尊重を示す方法として

  1. 遠くからその文化や人々への美をリスペクトする
  2. その文化の伝統や歴史について調べる
  3. 当事者の意見や話に耳を傾け、尊重する
  4. 当事者クリエーターの作品を購入する
  5. 自分が黒人アーティストに影響を受けたことを表す

などがあげられます。

文化や歴史などを知らずに、ただ「見た目がかっこいいから」という理由で異文化のものを身にまとうと文化の盗用になり、当事者に不快な思いをさせてしまうことがあります。

ですから、日頃から当事者たち本人に、またはSNSなどを通じて、

自分が本当にその文化理解し、リスペクトの意を持っていることを表現していくことが大切です。

ブレイズのヘアケア方法

ブレイズを長持ちさせるコツ

ブレイズヘアを保つ理想的な期間は6週間で、長くても8週間といわれています。

ブレイズは頭皮に負担がかかるため、あまり長期的にやり続けると抜け毛が多くなり、生え際が広くなっていく可能性があります。

ブレイズはポニーテールやお団子など、比較的アレンジがしやすいヘアスタイルです。

ただし、アレンジのし過ぎや、きつく縛るような髪型は髪や頭皮に負担になります。

髪を縛る際には、シルクのシュシュを使うと髪へのダメージを回避することができます。

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髪の毛の洗い方

基本的に、ブレイズヘアはお湯とシャンプーでは髪を洗いません。

洗っている方もいますが、髪の毛が熱いお湯に触れることできつくしまり、

ほどく際に大変になるのでおすすめはしません。

おすすめのブレイズヘアの洗い方は

  1. 湿ったタオルで頭皮の汚れを取るように頭皮をマッサージ
  2. ブレイズの束を取りながら頭皮全体にドライシャンプーをかける
  3. 指で頭皮マッサージをしながらなじませる。(湿ったタオルを利用してもOK)
  4. 天然のホホバオイルを頭皮中心につける。

オイルを頭皮につけることで乾燥を防ぎ、髪の毛や頭皮にうるおいを与えます。

そうすると頭皮のかゆみも抑えることができます。

ブレイズを清潔に保つケア方法の一例なので、参考できそうな部分は取り入れてみてください^^

就寝時のヘアケア

就寝時はシルクナイトキャップに髪を包み込むようにします。

シルクは、髪を摩擦から保護し、頭皮を乾燥から守ることができます。

シルクナイトキャップをするのに抵抗がある、めんどくさいと感じるという方は

シルクの枕カバーにするだけでもだいぶきれいな状態を保つことができると思います。

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おすすめヘアケアグッツ

ドライシャンプー


ブレイズやコーンロウなどの清潔を保つうえで欠かせないドライシャンプー。

おすすめはProductのドライシャンプーです。

Productのドライシャンプーはミントの清涼感のある爽やかな香りです。

ルームスプレーやマスクスプレーなど幅広く使用することができます。

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ゴールデンホホバオイル

髪や頭皮を清潔に保つために欠かせないオイル。

ゴールデンホホバオイルは人間の皮ふと同じ成分が含まれています。

ゴールデンホホバオイルをつけて頭皮マッサージをすることで、

毛穴の奥に詰まった汚れを浮き上がらせ、汚れを落としやすくしてくれます。

>>ゴールデンホホバオイルの詳細&購入はこちら

シルクナイトキャップ

髪の毛を摩擦からまもるための必須アイテム。

就寝時がもっとも髪が乱れやすいので、きれいなブレイズ状態を保つには欠かせません。

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おわりに

ブレイズヘア

いかがでしたか?

今回は伝統的なブラックカルチャーのブレイズヘアについて

  • ブレイズってなに?
  • ブレイズの歴史は?
  • ブレイズのケア方法が知りたい!
  • 黒人でない人のブレイズヘアが問題になる理由
  • ブレイズヘアのケアに欠かせないプロダクト

といったとっておきの情報を自身の経験をもとに詳しくご紹介しました。

黒人にとってブレイズはただのおしゃれではなく、デリケートな髪質を守るための実用性、

長い歴史の中で生まれた魂の込められた髪型であるということです。

それゆえ、黒人でない人がなにも知らずにブレイズヘアにすると問題になるのです。

日頃からブラックカルチャーに影響を受け、リスペクトしていることを示していれば問題になることはないので、安心してください^^

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コメント

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